たられば
「たられば」を口にするのは本当につまらない行為だとわかっちゃいるのですが、それでもやっぱり諦めきれないことはあるものです。
もし、イビチャ・オシムが病に倒れていなければサッカー日本代表ははたしてどのような軌跡を描いていただろうか。もうほんと、今までにたぶん何百回と思ってる。
もちろん現実を下回る成績になっていた可能性はあります。さすがにワールドカップ出場権を逃すことはないにせよ、南アフリカでの本大会で予選リーグ敗退ってのは普通にありえた話でしょう。
それでも。オシムであれば、現実と理想の折り合いをつけた道筋をこれからの日本代表へ提示できたのではないかと夢見てしまうのです。
本当に、夢でしかない話だ。
サランスク、エカテリンブルク、ボルゴグラード。ロシアの地でもうすぐ始まる日本代表の戦いを、静かに応援しようと思います。グッドラック。