裏庭からスピカ

基本は雑記、ときどき小説の話……をしたい。

備忘録

備忘録……かつてフィリップ・トルシエの下でコーチを務めた山本昌邦が同タイトルの本を出していますね。サッカー日本代表が初めて決勝トーナメントへ進んだ2002日韓W杯から16年、今回のロシアW杯は日本サッカーにとって重要な局面へ差し掛かっているのかもしれません。

そんなわけでグループリーグの最終戦だったポーランドとの一戦をどう受け止めるか。やはりワールドカップである以上、結果がすべてだと私は考えます。ただしそれは次戦まで含めての結果です。

決勝トーナメントへ進出することのみを見据えれば、大きくコンディションを崩した選手がいないのならここまでのいい流れを崩す必要はまったくない。明らかに、西野朗率いる日本代表は歴史を変えるベスト8を狙っている。

しかし決勝トーナメント1回戦の相手はベルギー代表。ルカクアザール、デ・ブライネらを擁して今大会屈指の攻撃力を誇るベルギーとどこまでやり合えるか。それによって“世紀の凡戦”とでも呼ばれそうなポーランド戦の評価も変動するのではないでしょうか。強豪ベルギーの前にこれといった見せ場もなく敗退したなら、そのときは指揮官も轟々たる非難を甘んじて受け止めるしかないな。

個人的には勝つか負けるかよりも、血が沸騰しそうなほどの好勝負を見せてもらえればもう何も言うことはないです。ベルギーとのド派手な撃ち合いになった日にゃ、はたして心臓が持つのかどうか。